2008-10-01から1ヶ月間の記事一覧

仏教との出会い

一九六八年は「プラハの春」があり、西ベルリンやパリで学生運動がピークに達した年でもあります。「人間の顔をした社会主義」が期待され、大学生の間だけではなく、東西ヨーロッパの社会の広い層までがぼんやりとした夢と希望の空気に満ちていました。この…

前書き(案)

長らく「葬式仏教」と揶揄され、修行や戒律は形骸化するばかり。宗教法人の税制優遇を悪用して、お寺が考えるのは「収益」のことだけ、お坊さんはビジネスマンしか見えない……。日本の仏教の実状というものはこんなものですか?このまま堕落していくばかりで…

編集者と打ち合わせ

以前、「大人の修行の行間からにじみ出るその怒りを一冊の新書にぶっつけてみないか」というオファーをしてくださった新潮社の金寿煥さんと大阪で打ち合わせをしました。日本語では、初の著書になりそうです。仮のタイトルは「日本人のための仏教入門」。時…